スタンドアロン型のVRデバイスであるMeta Quest2の購入を検討している方や、購入したての方に向けて、Quest2ユーザーの筆者が用意しておくと便利だと思ったアクセサリを3つご紹介します。
1つ目:ストラップ
Quest2のストラップはほぼマストアイテムでしょう。当然、Quest2には標準のストラップが付いていますが、布でできた簡素なつくりとなっています。そのため、目の周辺の負担が大きくなることで長時間着用すると顔が疲れやすかったり、頭を動かしたときにズレやすかったりといった問題があります。
全く使えないという訳ではないですが、付け心地はVRの体験に直結する要素ですので、快適に使いたいなら別のストラップを用意することをお勧めします。
ストラップは純正品である「エリートストラップ」とサードパーティー製のものがありますが、価格を考えるとサードパーティーの方が純正品よりも約半額で購入できます。実際、2023年1月現在では、純正のエリートストラップは8000円弱であるのに対し、社外品は3000円台から購入することができます。(もちろん純正とほぼ同じ価格の社外品もあります)
社外品は形状が多種多様なので、購入にあたってはレビューを参考にするとよいでしょう。
2つ目:フェイスクッション(特に鼻に注意)
Quest2に限らず、VRデバイスは頭と顔で重量を支えています。顔に接する部分のクッションがしっかりしていないと、やはり顔が痛くなります。また、標準のフェイスクッションは日本人の顔に合わせて作られていない上にふかふかしたクッションではないため、微妙に形状が合わない可能性が高いです。変に負荷の掛かる箇所ができると辛いので、新規で購入しておきましょう。
「特に鼻に注意」と書いた理由は、標準のクッションだと鼻の部分に隙間ができる可能性が高いからです。どれぐらい隙間が空いているかというと、VRゴーグルをつけた状態で手元でギリギリスマホを操作できるぐらいには空いています。
当然、その隙間から外の光が入ってくるので、没入感も減ってきます。この点についても、サードパーティーのフェイスクッションでは対策が取られたものが数多くあるため、購入の際はそういったものを選ぶとよいでしょう。
3つ目:コントローラーのカバー
コントローラー、そして家財を守るためにも購入しておくべきアイテムでしょう。
ゴーグル本体には壁に近づいたりすると外部カメラがONになって接近を知らせるガーディアン機能(事前にプレイエリアを設定する必要あり)があるため、遊んでいる最中に壁と激突するといった事はないですが、一番多いのはコントローラーがモノとぶつかることです。
筆者の場合、ディスプレイを設置した仕事机の前で椅子に座ってプレイすることが多いですが、うっかりコントローラーを机やディスプレイにぶつけてしまうことが非常に多いです。
そんな時のためにコントローラーにカバーを付けることで、少しでも家財やコントローラーにキズを付けることを回避できるでしょう。
まとめ
VRは自分に合わせた環境を作るのに少し工夫が必要です。購入直後から面白いコンテンツを見つけるまでの期間に、VRゴーグルをつけることが億劫になってしまうと、そのまま使わなくなってしまう人も多いようです。是非、この記事を参考に快適なVR環境を構築して頂けたらと思います。