【バッテリー不良】WF-1000XM4の片耳が聞こえない→保証期間外でも無償修理してもらえました

イヤホン

ソニーのワイヤレスイヤホンWF-1000XM4を使っている方のうち、片方のイヤホンだけバッテリーの減りが異常に速い、もしくは動作しない方は、保証期間が過ぎていても無償修理(交換)になる可能性があります。この記事では、筆者のイヤホンが当該の故障に遭ってから無償交換してもらうまでの流れを紹介します。

故障発生

2021年6月に予約購入してから約1年半経過した今年11月ごろから、右のイヤホンだけバッテリーの減りが異常に早くなり、今まで使い方だと1週間ほどもっていたバッテリーが1日弱で切れるという状況にまでなっていました。

そこからさらに1週間ほど使っていたところ、右のイヤホンが完全に動作不能に。本体を満充電にしたりイヤホンのリセットを行いましたが、一切音が出ず、認識していないのかケースに入れてもライトが点滅しなく(=充電できなく)なりました。

修理の依頼と引き渡し

バッテリーが故障しているかも?と思い、ネットで調べてみると同様の故障が多数報告されていたため、SONY公式サイトのチャットサポート(botが対応)へ連絡。そこで、片耳のイヤホンの充電ができないことや、購入から1年以上かつ延長サポートには加入していないといったことなどを選択肢で選んでいきました。

すると、この事象について調査中であり、解析のために送料無料で製品を受け付けるという旨の自動返信があったので、そのまま修理の依頼に進みました。

次に、メールでのやり取りに移り、本体リセットやソフトウェアのバージョンアップなどの対処法で解決できなかったことを伝えると、引き取り修理の申し込みフォームへと案内されたので、必要事項と引き取り日時の希望を入力しました。

その後、指定の日時に段ボールと梱包材を持って配達業者が家に来るので、左右のイヤホンと充電ケースのみを渡します。筆者の場合はその場で梱包し、引き取ってくれました。

修理へ

修理状況は修理品紹介サービスにてその都度確認することができます。

ソニー公式「修理状況照会」ページより

修理品は検査され、該当の故障だと判断されれば自動的に修理(交換)へと移行します。このとき、該当の故障でないと判断された場合は連絡があり、保証サービスの加入状況に合わせて通常の修理対応となります(有償修理の場合は修理するかどうか尋ねられる)。

筆者の場合は自動的に修理フェーズに移行し、サポートの方から混雑具合によって2~3週間かかると聞いていましたが、実際には1週間足らずで自宅に届きました。

新品が送られてきた

故障した製品はそのまま引き取られ、代わりに新品未開封のものが送られてきました。

勿論本体に記載されたロット番号は違うものに。メッセージ刻印サービスで文字を刻印した機器を修理に出す方は対応についてサポートに連絡した方が良いでしょう。

また、古い機器の方についていたイヤーピースは返却されましたが、心配な人は修理に出す前に取っておいた方が良さそうです。

請求額は0円

まとめ

保障期間は完全に過ぎていましたが、送料から修理費用まで筆者は一切負担することなく新品に交換して頂くことができました。

本件の故障について、一部情報によると左のイヤホンの方が発生確率が高いように見受けられますが、筆者の場合は右イヤホンだったので、おおよそ

「片耳のバッテリーの減りが早すぎる」、「片方のイヤホンが動作しない」

のような症状の方が無償修理になると考えられます(実際には検査されたうえで判断されます)。

心当たりのある方はバッテリー劣化だとあきらめずに、修理に出してみることをお勧めします。

なお、今後修理対応が変更される可能性はあるためご注意ください。

(補足)筆者の持っていたWF-1000XM4と新品のものを比較してみると、付属のイヤーピースの素材が変更されていたり、充電ケースの蓋がケースを付けた状態でも開いたままの状態に出来るようになっていたり(気のせいかも)と、初期ロットからいくつかのマイナーチェンジが行われているようです。

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